ナチュラルライフの始め方①軽い火傷・あかぎれ・風邪にも◎アロマ活用術

ナチュラルライフ①アロマ
筆者
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こんにちは!アロマセラピストのさつきです。アロマセラピストとして活動しながら、当サイト「ゆるり生活.net」を運営し、アロマや美容、生活のお役立ち情報を発信しています。

季節の変わり目で起きやすい体調不調。調理中の軽い火傷やあか切れ。薬に頼るのも良いけど、できることなら自然に治したいと思いませんか?

アロマ初心者
アロマ初心者

だけど、どうしたらいいの?

筆者
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心配性で、ちょっとでも体調が悪いとすぐに病院!薬に頼り切りだった私の生活を一変させた、アロマ活用術私のお助けBOXをご紹介します。

この記事を読むと分かること
  • 薬に頼り過ぎないライフスタイル
  • アロマセラピーの始め方
  • 一番最初に買うべき精油
  • 痒いところに手が届く、アロマ活用術
  • アロマと薬の基礎知識

■この記事は、薬の存在や服用を否定するものではありません。アロマやハーブに興味があり、生活に取り入れたい方に向けた内容となっております。

アロマセラピーと薬の歴史

私達の祖先は、紀元前から多くの植物に頼って生活をしていました。古代インドではアーユルヴェーダ、古代ギリシャではハーブ湯マッサージ、日本では漢方。形は違えど、植物を様々な方法で活用し、心や身体を癒していたことは共通しています。

18世紀には科学の発展とともに、植物の持つ力を研究する科学者が登場します。

フランス人科学者のルネ・モーリスガットフォセが研究中に火傷を負った際、ラベンダー精油に浸したところ、痛みが軽減し、火傷跡も残らなかったという逸話はご存知でしょうか?

彼は、その経験から植物の香り成分がもつ効果に着目し「アロマ(芳香)」と「セラピー(療法)」を掛け合わせ「アロマセラピー(芳香療法)」という言葉を作りました。

また、第二次世界大戦では、フランス軍医であったジャン・バルネが傷ついた兵士にラベンダー精油とティートゥリー精油を使い治療にあたりました。その功績から、フランスでは医療としてアロマセラピーが発展しています。

筆者のお助けBOX

私の薬箱
筆者
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日常で起こりやすいトラブルに対応できる常備セットです。今では、軽い切り傷や火傷、風邪のひき始めなどのケアはこれで解決しています。「これがあるから大丈夫」と心の支えにもなる大切な「私の薬箱」です。

① エタノール(無水・消毒用)

無水エタノールルームミストやボディミストを作る用で、消毒用エタノール手指消毒に使っています。

小さい容器に移し替えておくことで、手軽に使用できて便利!ワンタッチキャップにすることで片手でも開けることが出来るので、小さいお子さんがいる家庭にもおすすめです。

②ティートゥリー精油

殺菌消毒作用に優れたティートゥリーは、風邪のひき始め感染症予防に使っています。

使い方

  • アロマディフューザーで香らせる
  • 寝る前にティッシュに垂らし、枕元に置く
  • 保湿クリームやキャリアオイルに混ぜて体に塗る(耳の下、鎖骨下などにリンパ節がある部分に塗ります)
リンパ節の場所
リンパ節の場所

③ラベンダー精油

炎症や痛みを緩和する作用に優れたラベンダー精油は、軽い火傷擦り傷切り傷ニキビなどのケアに使っています。

使い方

  1. 植物油や保湿クリームに混ぜて塗る
  2. 必要な場合は、上から絆創膏やカーゼ、ラップなどで覆う

④ 植物油

アロマセラピーでは「キャリアオイル」と呼ばれる植物油。アロマトリートメントを行う際に、精油をブレンドするためのベースとなるオイルですが、キャリアオイルのみで使用することもできます。

植物油は、髪、顔、身体の全身に使えるオイルですが、

  • ホホバオイル ⇒ 全身のケア(乾燥肌)
  • スイートアーモンドオイル ⇒全身のケア( 軽い乾燥肌、普通肌)
  • 月見草オイル ⇒ 顔のケア(アレルギー肌、敏感肌)
  • カメリアオイル(椿油)⇒ 髪や頭皮ケア(乾燥・ふけ・かゆみ・抜け毛)

など、主な使用用途に合わせて選ぶと良いでしょう。

主な使い方

精油を希釈して(薄めて)身体や顔に塗る

精油は原液で使えない為、植物油に混ぜて使う必要があります。ティートゥリー精油を身体に塗る際もキャリアオイルで希釈しましょう。

ヘアオイル

タオルドライした髪に適量を付け馴染ませることで、髪に潤いを与えます。頭皮の乾燥が気になる場合は少量を取って指先に馴染ませてから頭皮につけることで痒みを緩和することができます。

ネイルオイル

綿棒につけ、甘皮部分に塗り込みます。

カサカサ耳垢ケア

綿棒につけて耳の中を擦ることで、耳垢を除去し、保湿します。

⑤ 綿棒

爪や耳にキャリアオイルを塗る際に使用しています。特に、痒みを伴う耳の中の乾燥は、キャリアオイルをつけた綿棒でケアすることでスッキリして快適です。

筆者
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イヤーエステ(耳かき専門店)でも「キレイ!」と褒められました♪

⑥ 無着色・無香料の保湿クリーム

精油を希釈する(薄める)ために使っています。

英国では一部の精油が原液使用が可能とされていますが、日本アロマ環境協会では、希釈して使用することを原則としています。

原液で使用するには肌負担が強すぎる精油も、希釈することで安心して使用することができます。

⑦ 絆創膏

傷口の保護と、塗った精油入りクリームが取れない様にカバーとして使用しています。

筆者
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以前はキズパワー〇ッドを使用していましたが、外すタイミングを間違えて、かさぶたが剥がれるトラブルが何度もありました。

また、精油をブレンドしたクリームを塗ってから普通の絆創膏で保護する方が治りが早かったのと、傷跡や色素沈着もキレイに無くなった、今はこの方法が定着しています。(◆個人の感想です)

⑧ コットン

化粧水を塗る際はもちろんですが、調理中の軽い火傷や靴ずれなどは、ラベンダー精油を混ぜたオイルを塗った後、水で濡らしたコットンを上から乗せてテープで止めます。

筆者
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水ぶくれになると、よく色素沈着していたのですが、この方法をするようになってから、跡が残らなくなりました。(◆個人の感想です)

まとめ

肌の手入れや、日常のちょっとしたトラブルが自分の家にあるもので手入れできると、とても便利に感じます。私だけの私に合ったお手入れ方法が確立できると、ちょっとした肌の悩みも解決方法を知っていることでストレスを感じなくなります。一方で、完全に自然界にある物だけを使用することは不可能に近く、素早い受診が必要なケースもあるでしょう。薬に頼る部分と、自分でケアする部分を上手に判断することが、ナチュラルライフに繋がると考えています。

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