【資格を生かそう!】初心者がアロマセラピー講座を開設する方法

タイトル:アロマセラピー講座を開設する方法アロマ

アロマセラピストやインストラクター資格を取ったはいいものの、使わないまま・・・という方は意外と多いのではないでしょうか?

サロンで働くとなると、転職や就職活動というハードルもあり、腰が重いという方におススメなのが、1DAYセミナーです。

休日やお子さんの登校時間に合わせた隙間時間でも開催が可能というのが大きなメリット!

ここでは、実際にセミナー開催経験のある筆者の体験から、

  • 1DAYセミナーのメリット・デメリット
  • セミナー開催の方法
  • 実際に行ってみた結果
  • 「こうすれば良かった」反省点

をご紹介します!

1DAYセミナーのメリット・デメリット

メリット・デメリット

メリット

① 手軽に始めることができる

店舗を構えたり、サロンで勤めることと比べると圧倒的に手軽です。最近はレンタルスペースを、500円~数千円で借りることができるため、場所の心配もありません。

資格を生かして活動できる

せっかく取った資格、取って終わりでは勿体ないと感じませんか?好きなことを仕事にできる人は多くありません。自分が「楽しい」「好きだな」と感じたことを次は誰かに伝えてみましょう。

お客様が楽しむ姿を見て、遣り甲斐を感じる

資格を取るまでは、自分が教えてもらう側ですが、セミナーを開催すると自分が教える側になることで、自分の知識がお客様を楽しませているという実感を得ることができます。

1DAYセミナーで自信を付けたら、次へのステップアップの足掛かりにも!

デメリット

① 集客が難しい

無名の自分がどうやってお客様を集めるのか?心配になりませんか。ですが、大きく考えすぎなければ、少人数制・地域密着型セミナーとして十分に機能することができます。

  • インスタグラムやフェイスブックなどのSNSの活用
  • 知人の紹介
  • 区民センターや公民館の広告掲示コーナー

などの様な身近なツールからはじめてみるのも良いでしょう。

② 開催日より事前準備が忙しい

1DAYセミナー自体は、準備・開催・片付けを含めて3時間程度あれば十分開催できるでしょう。ですが、事前準備はそうはいきません。

  • テキスト作り
  • 備品の買い出し
  • 試しに作ってみる など

やることは盛りだくさん。忘れていることが無いか不安になることもあります。事項の「開催方法」をよく読み、準備に抜けが無いか十分に確認し、安心して挑みましょう!

③ 1回やって終わりになりがち

仕事の様に、絶対にしなければならないものでは無い以上、継続するかどうかは良くも悪くも自分次第です。開催してみて、「自分には向いていないな」と思ったら別の方法を考えてみるのも手の1つです。

可能ならば、3回はチャレンジしてみましょう。1回目で上手くいかなかったことを振り返り、次に生かすことで2回目、3回目と考え方や伝え方がまとまり、スムーズ指導できる様になります。

セミナーの開催方法

事前準備

check項目
準備のタイムライン
  • 2か月前
    セミナーの内容を決める

    □ 作る物
    □ 開催日時
    □ 値段設定

  • レンタルスペースの確保(※ 自宅でする場合は不要です)

    □ 椅子や机など、借りれるものと借りられない物を確認して選ぶ
    □ 時間当たりの価格で選ぶ
    □ 立地で選ぶ

  • 集客を始める

    □ SNS告知(インスタグラムやフェイスブック、Twitterを活用する)
    □ 友人や知人に告知をお願いする

  • 1か月前
    受講者に渡すテキスト作り

    ① 注意事項・使う精油の説明・作り方などを入れて作成
    ② 実際の流れに沿って、口に出してイメージトレーニングを行う
    ③ 不要な情報や追加した方が良い情報を見極めて作り直す


  • 2週間前
    備品の準備

    □ 持っている精油や精製水などの使用期限を確認する
    □ 足りない備品の購入

筆者
筆者

忘れ物や見落としも考慮して、初回は早めに準備を進めましょう!

開催当日

講座イメージ

① 当日の準備

レンタルスペースを利用する場合は、時間を守って入室し、準備に取り掛かりましょう。 講座開始の30分前から使える様に予約しておくと安心です。

精油やビーカーなどの割れ物は、講座が開始するまで、講師用テーブルに置いておきましょう。

② 参加者確認、前払いなら会計を済ませる

生徒さんが来られたら、参加者と照らし合わせて全員そろっているか確認しましょう。

③ 講座開始

まずはご挨拶と講座参加への感謝を伝えましょう。「アロマセラピーインストラクターの〇〇です。本日はご参加くださりありがとうございます。」と自分の名前と肩書も紹介すると分かりやすいでしょう。

今日作る物の紹介が済んだら、実際の講座を開始します。生徒さんが話についてこれているか、目を配りながらゆっくり話すようにしましょう。

④ 講座後のアフターフォロー

一通り作り終えたら、生徒さんに質問や不安点が無いか伺いましょう。意外と使い方や注意点を理解しきれていないこともあります。

⑤ 片付け

レンタルスペースを借りている場合は、時間までの撤退を厳守しましょう。次に別の方がまっている場合もあります。キレイに現状回帰して退出するようにすると良いでしょう。

その際、エタノールや精油、キャリアオイルなどの液体ビンがしっかりと締まっているか必ず1つ1つ確認する様にしましょう。複数人で使用すると、閉め忘れや蓋が緩んでいる場合もありますので、確認を習慣づけておくと良いでしょう。

次に生かすための振り返り

行ってみて良かった点や、困ったなと感じた点を振り返って、どうすればもっと良い講座になるか振り返りを行います。

筆者
筆者

足りなかった備品や、意外と時間が余ってしまったなど。十分に準備したつもりでもイレギュラーは起こりえます。失敗や反省は次へのステップ!前向きに受け止めましょうね♪

実際に行ってみた結果

4回目の講座を終えた筆者の体験を、これからセミナー講師デビューする皆さんにお役立ていただけると嬉しいです。

こうすれば良かった【失敗体験】

何を作るか選べるようにしたことが裏目に…

4回目の開催時、今までの成功体験から「もっと色々つくれるかも!」と作る物の種類を増やしてしまいました。

何を作りたいかは生徒さんに選んでもらえるというメリットの半面、使う備品や精油も増え、生徒さんの作るスピードもバラバラ。生徒さんを混乱させてしまいました。

作る物を選べるようにするなら、2つまでにしておいた方が良かったと反省しています。

やってよかった!【成功体験】

時間が余った時の対策をしていた

生徒さんによって作るスピードは違うので、早く出来上がった方が暇にならない様に、作ったルームスプレーを楽しんでいただきました。

画用紙で作ったしおりを配り、スプレーを吹きかけて香りを楽しむことで、生徒さん同士でしおりを交換して香りの違いを楽しむなど、交流も生まれていました。

しおり

また、ラベルシールを用意し、使った精油の名前を書き込んでスプレーボトルに貼る作業もしていただきました。時間がたっても何の香りか分かることで、「次は別の香りで作りたいな」と思っていただき、リピートにつなげることも出来るでしょう。

まとめ

はじめての講座開設は誰でも緊張します。「私なんかの知識で足りるのかな?」「質問に答えられなかったらどうしよう」など不安要素が無いわけではありません。ですが、事前準備をしっかり行い、丁寧に説明すれば、後は生徒さんと一緒に楽しむだけ!質問に答えられない時は、「後で調べて連絡しても良いですか?」とメールアドレスかラインIDを聞いておけば解決です!心配し過ぎず、まずはトライしてみましょう!!

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