今さら聞けない【30代・40代のスキンケア】やり方・美肌の基準とは?

30代40代のスキンケア美容

貴方の素肌「何点」ですか?

健康的で、ハリやツヤがあり、吹き出物などのトラブルのない理想的な肌を100点としたとき、貴方の素肌は何点でしょうか?

100点満点!過去最高に良い肌!自信がある!と言う方には、この記事はお役に立てないかもしれません。

貴方の肌が「70点以下だ」と感じたら、私と一緒にスキンケアの基礎を見直してみませんか?

このような方にもお役に立てる記事です
  • なんとなく同じ基礎化粧品を使っている
  • 20代の頃と同じ使い方をしている
  • 吹き出物ができやすい
  • 肌がくすんでいる
  • よく「疲れてる?」と聞かれる
  • 最近、電車の窓に映る自分のおばさん顔にビックリした

美しい素肌とは?

キレイな肌の女性
肌に悩む女性
肌に悩む女性

私の素肌は何点だろう?

美しい肌って、どんな肌?

筆者
筆者

では、多くのエステティシャンや美容家が美しい素肌の基準としている「うなはだけつ」を確認してみましょう!

「うなはだけつ」とは?

【う】うるおい ⇒ 水分が十分に保持された肌

【な】なめらかさ ⇒ ニキビやニキビ跡、肌のごわつき等の凹凸がない肌

【は】ハリ ⇒ シワが少なく若々しいピンッとハリのある肌

【だ】弾力 ⇒ 肌を指で押さえた後、自然と元の状態に戻ろうとする力がある

【け】血行 ⇒ 血液循環が良く、血色の良い肌

【つ】ツヤ ⇒ 光沢を感じる艶やかな肌

貴方の肌の弱点はどこにあるでしょうか?

「うなはだけつ」を知ると、自分の肌のどこを改善すれば、より美しい素肌になれるのかも知ることができます。

【今さら聞けない】スキンケアの基本3選

基礎化粧品のイメージ画

≪問≫化粧水はバシャバシャたくさん使う方が良い?

≪答え≫ ✖

肌は水分を抱え込める量が限られています。必要以上にバシャバシャとつけても浸透することができず、蒸発してしまいます。

≪問≫化粧水は必要ないというのは間違い?

≪答え≫ 〇

アメリカでは、「化粧水がなくても、十分に水分を補える」という研究もあるようです。

しかし、黄色人種である日本人の肌は、白人や黒人と比べると水分保持力が低く、化粧水は必須と言われています。

≪問≫ブースターって何?

≪答え≫ 導入美容液のことです

導入美容液とは、化粧水を塗る前に使用することで、化粧水の肌への浸透や保持をサポートしてくれるものです。

使用順は、ブースター⇒化粧水⇒美容液⇒乳液⇒クリーム となります。

  • 肌のごわつきを感じる
  • 以前より肌の乾燥を感じる様になった
  • 小じわが増えた気がする

上記のような方は肌の水分保持力が弱っているかも!

ブースターを使用することで、肌の乾燥と、乾燥からくる肌トラブルを改善しやすくなります。

基礎化粧品の選び方

基礎化粧品のイメージ画2

① クレンジングにこだわる

メイクを落とすことのできる成分はいくつかありますが、その中でも安価に利用できるのが「合成界面活性剤」です。これには、メイクを簡単に落としてくれるメリットがある反面、肌の保護膜である皮脂や水分も同時に落としてしまうデメリットがあります。

あなたの持っているクレンジングに、このような表記はありませんか?

▶ PEGー〇〇

▶ ラウリン硫酸Na(ラウリン硫酸ナトリウム)

▶ ラウリル硫酸Na(ラウリル硫酸ナトリウム)

▶ スルホン酸Na(スルホン酸ナトリウム) など

合成界面活性剤は、食器用洗剤にもおよそ30%程度含まれています。フライパンの脂をごっぞりとおとしてしまう成分を毎日肌につけるのは、少し抵抗がありませんか?

クレンジング剤の中には、酵素やジェル剤で落とせる様に作られたものもあります。使用したいメーカーの公式サイトで確認してみましょう。

② コスパより成分を重視する

肌の保水力も衰えはじめる30代。30歳を過ぎたら、コスパのみを重視した化粧品よりも、美容成分の濃度を重視した化粧品がおすすめです。

前途した通り、肌は保持できる水分量が限られています。

限られた容量の中に入れるなら、より良い成分を入れたいと思いませんか?

【30代~40代】スキンケアのやり方

① 化粧水

使用量は、手で塗る場合は500円玉程度。

コットンで塗る場合はコットンの幅3分の1くらいがひたひたになる位が適量です。

摩擦を感じないよう、さっ塗り広げた後は、手のひらやコットンで軽く押さえて肌に化粧水をなじませましょう。

② 美容液の選び方

美容液は、肌のお悩みや「うなはだけつ」を基準に、肌のお悩みの改善が出来そうなものを選びましょう。

よく聞くお悩み と オススメ美容成分

ニキビ・吹き出物 ⇒ グリチルリチン酸2K、カミツレ花エキス、アロエベラ葉エキス

毛穴の開き ⇒ ヒアルロン酸、カニナバラ果実エキス

シミ ⇒ レチノイド(ビタミンA)、ビタミンC誘導体

「うなはだけつ」と オススメ美容成分

【う】うるおい ⇒ ヒアルロン酸、セラミド、リピジュア

【な】なめらかさ ⇒ レチノイド(ビタミンA)、ビタミンC誘導体

【は】ハリ ⇒ ビタミンC誘導体、プラセンタ

【だ】弾力 ⇒ 加水分解コラーゲン

【け】血行 ⇒ イチョウ葉エキス

【つ】ツヤ ⇒ アラントイン、アスコルビン酸(ビタミンC)

◆ 美容液はメーカーによって、化粧水の後に塗るタイプと、化粧水前に塗るタイプがあります。お使いのメーカーの公式ホームページで確認しましょう。

③ 乳液 又は クリーム

乾燥が気になる方は、乳液より油分が豊富なクリームがおすすめです。

夏はスッキリとした乳液、冬は保湿力の高いクリーム・・・など、季節に合わせた使い分けも良いでしょう。

「乳液やクリームは、ベタつくから苦手」と言う声もありますが、化粧水や美容液は水分が多く、クリームで蓋をしなければ蒸発しやすく、肌に留まりにくくなります

せっかくよい美容成分を肌に入れても、保持できなければ意味がありません。

さっぱいり系の乳液を探すなど、工夫してみましょう。

スペシャルケア:パック

取り入れる順番と使用頻度

パックをする際、ブースターをお持ちの方は、① ブースター ⇒ ② パック⇒ ③ いつものスキンケア、の順に取り入れましょう。

ブースターを使用しない方は、洗顔後すぐでOK!

まずは週に1回から始めてみましょう。

シートパックとクリームパック どっちがいいの?

◎ シートパックがおすすめの方

  • 肌表面のうるおいが欲しい(水分補給したい)
  • 手軽にしっかり保湿ケアがしたい
  • 毛穴を引き締めたい
  • 日焼け後の肌の熱を鎮めたい

◎ クリームパックがおすすめの方

  • 肌になめらかさが欲しい
  • 肌のキメを整えたい
  • より強い保湿効果が欲しい(水分と脂分の両方を補給する)
  • 肌の水分保持力を高めたい
  • 毛穴の汚れを落としたい(泥を使ったクリームパック)

まとめ

私たちの肌は、毎日の食事やストレス、加齢などで日々変化しています。

  • 1年以上使っても、悩みが改善できない
  • 以前より肌の悩みが増えた
  • なんとなく使っていたけど、悩みが改善されない

と言う方は、一度スキンケアを見直してみても良いかもしれません。

記事について

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参考文献

▶ 化粧品成分オンライン:https://cosmetic-ingredients.org/

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