【SDGsって何?】サステナブル ファッション/テレビでも注目のバナナクロス

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最近、テレビでも「SDGs」や「サステナブル」と言う言葉が話題に上がるようになりました。

ですが、聞いたことはあるけど、聞かれると説明できないという方も多いのではないでしょうか?

筆者
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私もその一人でした・・・

知っているけど、企業とかが取り組むやつでしょう・・・と思っていませんか?実は、SDGsは私たち一人ひとりにもできることがあります!今回は、その中でも身近な話題「ファッション」について記事にしてみました。この記事から身近なSDGsを知って、サステナブルな暮らしをしてみませんか?

SDGsって何?

SDGsとは、Sustainable Development Goalsの略称で「持続可能な開発目標」とのこと。2015年9月の国連サミットで採択されました。

SDGsのポスター
画像元:国際連合広報センター

これは、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指すと言う国際目標です。SDGsは、図にある17個の目標と、その下にある169個のターゲットで構成されています。誰かや何かの犠牲の上に成り立つのではなく、【誰一人として取り残さない】ことを目指すための、継続した活動目標となっています。

ファッションとSDGs

環境負荷

ファッション産業は、流行に合わせて、【製造→購入→破棄】と短い期間でどんどん消費されていき、現在1日に破棄される衣類は1300tと驚異的な数字となっていることからも、環境負荷が強いとされています。また、衣類を製造するために大量の水を使用し、二酸化炭素を発生させることも問題視されています。

服を1枚作るために必要な資源
  • 水 2300L → お風呂の浴槽11杯分!!!
  • 二酸化炭素排出量 約25.5kg

動物の命

ファーやレザーなど、ファッションと動物は切っても切り離せない関係です。以下の様な取り組みを行う事で、動物の殺傷を減らすことができます。

  • 購入した革製品を長く使う
  • メンテナンス時に化学薬品を使わない
  • フェイクレザー(合成皮革)を使う
  • エコファー(化学繊維で作られたファー)を使う

労働の搾取

途上国を中心に低賃金で労働者を雇用し、人件費を削減することで製造コストを下げようとすることも労働の搾取として問題視されています。誰かの人生を犠牲にしてなりたつ経済成長ではなく、持続的に成長するためには適切な労働条件に見直さなければなりません。

サステナブル(持続可能な) ファッションとは

サステナブルファッションとは、【衣類を作る→販売する→回収しリサイクル】までのサイクルを可能な限り考慮した持続可能なファッションのことです。日本でも、いくつかのアパレルブランドが、再利用できる素材を使ったり、フェイクレザーを積極的に取り入れる、過剰包装しない等のサステナブルなファッションに積極的に取り組んでいます。

貴方にもできる!サステナブルなファッション

筆者
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サステナブルファッションは、アパレル店だけではなく、私たちにもできることがあります!

貴方にもできるサステナブルファッション
  • 古着店で衣類を購入する
  • 着なくなったけど、まだキレイな服を周りの人に譲る
  • 着なくなった服をリメイクして、再利用する
  • ヨレヨレになった服を切って掃除用の布巾にする
  • 購入した革製品は、メンテナスをして長く使う 

ゴミから資源へ!バナナの茎が布になる!?

テレビでも注目の「バナナクロス」

年間10億トンも破棄されているバナナの茎や葉。破棄されているバナナの茎を買い取り、綿と合わせて糸に加工している日本の企業があります。その糸を使って作ったのが「バナナクロス」です。ごみとして破棄されていたバナナの茎が新しい資源になろうとしています。

バナナの茎を使った糸で作られた布「バナナクロス」
画像元:TV番組「ワールドビジネスサテライト」より

バナナクロスの課題

これからのバナナクロスの課題は、

スト≫

≪認知度を上げる≫

「多くの方に知ってもらい、環境負荷を減らすために使ってほしい」と担当者は語っていました。

バナナクロスの価格が綿の2~3倍であることを論議している
画像元:TV番組「ワールドビジネスサテライト」より

まとめ

SDGsの言葉は聞いたことがあっても、実際にどのような内容なのか知らなかったという方も多いのではないでしょうか?今回はファッションに的を絞ってお伝えしようと調べているうちに、意外と身近な話題であることにも気づくことができました。私たち一人ひとりが意識して再生素材で出来た衣類を購入することで、環境負荷を下げる活動に参加できることは素晴らしいことだと思いませんか?きっとあなたの周りにも、たくさんのSDGsが隠れているはず!生活の身近なところから意識してみるのも良いかもしれません。


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