実は怖い!?ナマケモノのおもしろい生態と生活|フタユビナマケモノとミユビナマケモノの違い

ナマケモノのイラストとブログタイトルその他

のんびり、ボーっと生きているように見える「ナマケモノ」。

実際にはどのような生活をしているのでしょう?

あの「のんびり感」に憧れます…。

あんな風に生活したい…。

こんな方にお勧めの記事です

□ 動物が大好き

□ のんびり生活に憧れる

□ 雑学を増やしたい

ナマケモノってどんな生き物?

疑問のイメージ画

分類と特徴

ナマケモノは、哺乳網 異節上目 有毛目 ナマケモノ亜目に分類されています。

◆ 哺乳網(ほにゅうこう)⇒哺乳類のこと。脊椎動物の一種。

◆ 異節上目(いせつじょうもく)⇒脊椎のうち、胸椎~腰椎に他の哺乳類にはない関節が付随している。アリクイやアルマジロもこの仲間。

生息地は、中央アメリカ、南アメリカの熱帯雨林。

変温動物の為、ナマケモノを飼育するには、適切な温度と湿度を管理できる施設が必要です。

生活

夜行性で、 日中の15~20時間を木の上で寝て過ごすことでエネルギーを温存しています。

食事や睡眠、出産も木の上で行います。

ご飯

主食は、ぶら下がっている木の葉や新芽で、1日に2~3枚の葉っぱを食べます。

筆者
筆者

とっても小食。

たまに自分の毛に発生した苔も食べるそうです。

すごくエコな生活ですね・・・。

トイレ

週1回程度、排泄のために木から降ります。

地面に穴を掘って、排泄物を埋める性質を持っています。

動く

指についている鉤爪で木にぶら下がって移動します。

首は、270度まわります。

筆者
筆者

フクロウみたいですね

性格の違う2種のナマケモノ

動物のぬいぐるみ写真

フタユビナマケモノ

前足に2本の指を持つ「フタユビナマケモノ」。後ろ足は3本指です。

ミユビナマケモノと比べると気性が荒いと言われています。

日本の動物園にいるの、多くがこのフタユビナマケモノです。

筆者
筆者

爪で引っかいたり、噛みついたりすることも有るそうで、意外と攻撃的なんですね~

ミユビナマケモノ

前足に3本の指を持つ「ミユビナマケモノ」。

フタユビナマケモノと比べると、比較的穏やかな性格だと言われています。

ナマケモノの魅力

寝ているナマケモノの写真

可愛い寝姿

目を閉じて寝ている姿は、日々の仕事の疲れも癒される可愛さです。ナマケモノは1日15~20時間寝ているので、動物園に行くと高い確率で木の上で起用に寝ている姿を見ることが出来ます。

つぶらな瞳

眠そうな表情と、つぶらな瞳もナマケモノの愛らしさのひとつ。

ゆっくりとした動き

のっそりとした動きのナマケモノを見ていると、忙しい日々でも「マイペースでいいかな」「ゆっくりしよう」と肩の力を抜いていいよ~と言ってくれているようです。

キャラクターとしての可愛さ

インターネットでナマケモノを検索すると、たくさんの可愛いイラストが出てきます。キャラクター化しても可愛く、シールにしてノートに貼ったり、インストールしてスマホの画面にするなど、多様な楽しみ方ができます。

関西でナマケモノ達に会える場所

京都市動物園の看板

神戸どうぶつ王国

営業時間10:00~16:00
休園日木曜日
入園料中学生以上 1,800円/小学生 1,000円/幼児(4・5歳) 300円
動物園情報

神戸市立王子動物園

営業時間3~10月 9:00~17:00/11~2月 9:00~16:30
休園日水曜日、12/29~1/1
入園料高校生以上 600円/幼児・小学生・中学生は無料
動物園情報

京都市動物園

営業時間3~11月 9:00~17:00/12~2月 9:00~16:30
休園日月曜日(祝日の場合はその翌平日)/ 12/28~1/1
入園料一般 620円/中学生以下は無料
動物園情報

まとめ

ナマケモノの生態はいかがでしたか?愛らしい見た目と、1日のほとんどを寝てすごすという、期待を裏切らない生活は羨ましい限りです。一方で、ほとんど食事をとらない生活にも驚きました。1日に葉っぱ3枚なんて人間では考えられませんよね。同じように動物園で生き物を見学するにしても、生態を知ってから見ると、少し見方も変わるかもしれません。ナマケモノが気になってきた!と言う方はお近くの動物園に会いに行ってみてください。

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